同じシーズンでも似合う色がこんなに違うの？！カラー診断2ndシーズンから見えてくるもの
こんにちは。
パーソナルカラーリストの鷲頭ゆうです。
現在私は画像を使ったパーソナルカラー診断をさせて頂いているのですが、
私のカラー診断では、
お客様のなりたい姿などもヒアリングさせて頂きながら
1番似合うパーソナルカラーのシーズン(1ｓｔ)に加えて、
2番目に似合うシーズン(2nd)についてもお伝えしています。
4つのシーズンには、
各シーズンの色として代表的な色があるのですが、
実は、2番目に似合うシーズンによって
その人その人に似合う色の幅に違いがあったりします。
そこで今回は、
先日診断させて頂いたお客様の例に当てはめて、
”セカンドシーズンの隠された効果”について
書いてみようと思います。
カラー診断で、自分の”メインシーズンだけなんとなく知っている”
という方は多いかもしれません。
そんな方にこそ、
セカンドシーズンの奥深さに触れてもらえたら嬉しいです♪
今回の二人のお客様の事例
先日カラー診断をさせて頂いたお客様の中に、
1stシーズンがウィンターという方がお二人いらっしゃいました。
1ｓｔシーズンがウィンターだけれど、
2ndシーズンに関してはお二人とも違っていて
- 1stウィンター 2ndスプリング
- 1stウィンター 2ndサマー
という組み合わせでした。
個別カラー診断を進めていく中で、
この2ndにどのシーズンがくるかで
こんなにも似合う色に違いがでるのだなぁ～
と、自分でもしみじみ感じたので
ブログ記事に残しておこうと思います。
ウィンターの色とは
まず、
ウィンタータイプの色の特徴としてあげられるのは、
ブルーベースの鮮やかな澄んだ色です。
例えば、このような色がウィンターの色です。
強く、鮮やかな色が多い印象です。
2ndシーズンがスプリングのお客様の場合
2番目にスプリングの似合うお客様にお似合いに
なる色はこのような色でした。
ウィンターとスプリングの共通点は、
”鮮やか”さです。
なので、
この方の色選びのポイントは「鮮やかさ」になります。
こちらのお客様は、
大人の雰囲気も持ち合わせていましたので、
ビビットなカラーを基本とはせず、
ディープカラーをメインにしました。
スプリングの要素もあるので、
イエロー寄りの色も入っているのが特徴になります。
また、色だけ見ていると
オータムにも似ているような気もしますが、
灰色を混ぜたようなスモーキーな色を持ってくると、
お顔がくすんでしまい
本来の魅力が引き出されていないと感じたので、
この方の場合は、
鮮やかさを重視して
スプリングを2番目に似合う色と診断しました。
2ndシーズンがサマーのお客様の場合
こちらのお客様は、
ウィンターとサマーがお似合いになるので、
ブルーベースの色がポイントになります。
ピンク肌で、艶のある黒髪のブルーベースの傾向の強い
という特徴をお持ちでしたので、
こちらのお客様に似合ういお色はこのような色でした。
カラー診断の観点から少し解説すると、
ウィンターの代表的な色である、
ビビットカラーや、黒を当てると似合う範囲ですが、
色がやや目立ってしまう印象でした。
ですが、
サマーのような穏やかな色ですと、
印象が薄くなってくすみが出てしまいます。
そこで、先ほどの色の2段目にある
シャーベットのような、アイシーカラーを当てると
強すぎず、ぼやけ過ぎず、
優しくほんわかと見せることができます。
お客様もお仕事柄、優しい印象に見られたいとのご希望でしたので、
アイシーカラーをメインにおススメさせて頂きました。
こちらのお客様の場合は、
明るめの色がより、お似合いになるという印象でした。
セカンドシーズンの役割とは
カラー診断で1stシーズンだけではなく2ndシーズンまで
診断させて頂くのには訳があって、
それは、2つのシーズンの中に
似合う色の共通点と傾向が見えてくるからです。
例えば、
1stシーズンだけでどうにか
自分にマッチするコーディネートをしようとすると、
どこか無理やり感が出てしまったり
色だけが逆に目立ちすぎてしまう事もあるのですが、
2ndシーズンまでみていく事で、
その方の雰囲気やなりたい姿、好みのファッションにおいても
ぐんと似合う色合いを見つけやすくなります。
この2ndシーズンというのは、
”2nd”というだけあって、1ｓｔシーズンよりも見つけにくかったりするのですが、
私のカラー診断では、こちらで指定したお写真の撮り方でお写真を送って頂くことで
瞳や髪質などの細部の色素から、2ndシーズンを診断しやすかったりします。
人それぞれ好きな色が違う様に、
1ｓｔがウィンターであっても、
似合う色みや色合いというのは絶妙に違っています。
診断をしながら色選びをさせて頂くことは
私にとってものとても楽しい作業なのですが、
今回診断させて頂いた方からも
2ndシーズンやお色のご提案に関しての嬉しいご感想を頂きました。
ご感想
『診断を受けたきっかけは、無難な色を使うことが多かったので、
もっと自分に合った色を使ってみたかったからです。
すごく丁寧に、私仕様に診断をして頂いて、とてもありがたかったです。
また色についても教えていただけてよかったです。
1番うれしかったのは、
12ページでイエローベースなのに
たんぽぽイエローをおすすめして
くれてたことです。
以前の診断で似合わないと言われて、
遠ざけてましたが、とても好きな色でした。
それを使っていいんだーって思うと
選択の幅が広がったと思いました。』
好きな色なのに似合わない…というのはご本人にとっては
結構ショックだったりしますよね。
今回2ndシーズンを深く見させて頂く中で、
お好きだというタンポポイエローを、
コーディネートのポイントなども併せてお伝えさせて頂きました。
黄色い服を着用したお写真も送って頂きましたが、
とても嬉しそうなお顔をされていたのが、印象的でした
自分を彩る楽しさを体感して頂けたら幸いです。
まとめ
今日は、同じウィンターの方でも
2ndシーズンによって、似合う色が異なってくる
という事例をご紹介してみました。
一人一人の肌の色が微妙に違うように、
同じシーズンタイプの人でも、
似合う色の幅に違いがあります。
また、適切な色をご提案する時にもう一つ
私が大事にしていることは、
その方がどの様な自分になりたいのか？
という、気持ちの部分です。
肌の色味ももちろん細かく見ていきますが、
導き出された”カラー”だけが優先されて、
どこか気持ちが置いてけぼりになってしまっては
上手に自分を魅せることは難しくなってしまう様に思います。
大人っぽい印象が好きだったり、
優しく見られたいといった事だったり
みんなそれぞれ違うからこそ、
似合う色を知った上での
自分が思い描く理想の自分に近づける色を知って頂けたらと思っています。
また、
それが”私に似合う色”なのではないかなと思ったりします。
これからも、
お一人ずつに向き合ってカラー診断をさせて頂く中で、
お客様が自分らしく輝ける色を見つけるお手伝いが出来たら
嬉しいです♪
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